9回表、3点差の場面で200セーブ王手のマウンドに岩瀬が立つ。前回の7連戦の抑え(ただし、負け濃厚ゲームも含む)の疲れは取れたようで、先頭青木を空三振、2番手デントナを左飛球、そして三番手ガイエルを空三振。最後の決め球はストレートの空振り三振だった。
通算200セーブは史上4人目とのこと。通算200勝投手と比べ、格段に少ない。なにしろ、(一般的に)チームが勝っているおり、3点差以内で1イニング以上守り抜いた時との規定(ただし、細かい規定は他にも有)がある。ましてや、勝利投手200勝で入会できる名球会はセーブとなると250セーブとさらに厳しい。ただ、岩瀬の場合まだ若いのと、近年の年間セーブ数を見ると数年後には十分250セーブを達成できるだろう。