2003年3月28・29・30日 巨人対中日戦

手始めはにっくき巨人から!

3月28日 東京ドーム
 去年、Aクラスだったのにビジター開幕…(なぜだ?)。ま、気を取り直して、今日の試合の話に入ろう。
 中日の開幕は川上憲伸、これは秋季キャンプから山田監督が言い続けていた。対する巨人は先発上原、4年連続開幕投手である(ほかにいないのか?)。
 1回表、福留は初球から振っていくつもりだった(三振)。両チーム最初のヒットは、中日選手会長・立浪の二塁打。一回裏の川上は先頭打者の清水にHRを打たれてしまうが、その後は安定、3回までを2被安打に抑え、味方の援護を待つ。直後の4回表、4番に座ったアレックス(おちょあ〜)がセンターのバックスクリーンのあるところへのソロホームランで同点!さらに5回表福留のレフトへのソロホームランで逆転!しかし、6回裏に川上は連打を浴び、いつの間にか逆転されてしまう…。
 ただでは引き下がれない中日は次の回の7回表、井上・荒木・関川3連打で同点に追いつき、さらに続く福留の安打で4点目の逆転!しかし今日は1点では逆転されてしまう…。どうしてももう1点ほしかった中日は井端が四球で粘る。ここで上原はKO!次は元中日の裏切り者・前田しかし、立浪にライトへの安打を打たれてしまい、2点追加!さらに飛んできた球を、意味もなくホームを刺そうとしたぺタジーニが今日の始球式の“ゆうか”の投球よりひどい、“悪”投(長嶋茂雄・談)で、1塁にいた井端が一気にホームイン!ぺタジーニがホームを刺そうとしたときにはホームと3塁との間に走者は居ず、1塁守備の斉藤等に返球するのが正しい判断だっただろう。
 7回裏以降は、中日は落合−岩瀬−平井、巨人は久保−柏田で試合終了。(中日)7−3(巨人)
 勝利投手は川上、敗戦投手は上原。実は川上は対上原は4戦4敗で5試合目の初勝利である。実は上原に川上が今まで勝てなかったのは川上だけの責任ではなく、中日の打線に問題があり、なかなか勝てなかった。それが去年の終盤に勝てるようになったのが今日の勝因の一部でもあろう…。

3月29日 東京ドーム
 今日は昨日とうって変わって、繋ぐ野球のできなかった中日、ところどころに二塁打・三塁打が出るものの、その後が凡退…というのが目立った…
 対する巨人は、繋ぐ野球で5回表には満塁ホームラン、7回にも4点を入れ、11点、中日は5回表に、福留が三塁打を打つもののチャンスを生かせず、終わってみれば完封されていた…。(中日)0−11(巨人)

3月30日 東京ドーム
 昨日は見せ場のなく最初のカードで負け越しをしないためにはこのゲームを落とせない中日は、野口の先発で試合にのぞむ。1回表、巨人先発・木佐貫に先頭福留は三振するものの、井端とアレックスの安打で走者一・二塁そして、クルーズの来日初ホームランで3点先制!因みにこの回、中日は野口まで打席が廻り、打者一巡していた。その回の裏の巨人は1アウト満塁までこじつけるものの、1点止まりで攻撃を終える。
2回表は先頭福留がいきなりの三塁打、続く井端の二塁打で4点目、アレックスの安打で5点目、さらに3回表、井上の安打、荒木のスクイズ、野口の安打、福留の四球で満塁。さらに井端の押し出しの四球で6点目、さらに続く立浪の死球で押し出しの7点目、アレックスの犠牲フライで8点目!野口は4回裏、原のHRで4点目になったところで降板、代わりに登板した平井がきっちりその後5回までを0点に抑える。 6回表の中日はアレックスの二塁打、大西の二塁打で9点目、荒木の犠牲フライで10点目!
 しかし、ここから試合が動くとは誰が予想したであろうか…。6回裏阿部のソロから始まり、7回のぺタジーニの2ラン、8回の仁志ソロ…このままでは負けてしまうかもしれない…。しかしさらに悪夢は続く…。最終回の巨人の最後の攻撃、マウンドにはギャラード!ここで抑えれば勝つ!しかし、二岡のソロで1点差…抑えの守護神でも流れが変えられないのか?しかし、斉藤を三振、高橋由・ぺタジーニをフライに打ち取り、なんとか…なんとか…勝利…勝った気がしない…ま、勝ちは勝ち!バンサーイ!(中日)10−9(巨人)
 今日の問題点:この試合での苦戦のわけは、ホームランにある。巨人の得点の9点のうち、実に7点がホームランである。すなわち、守備に問題があったのではなく、投手に問題があった。特に6回裏の巨人の攻撃からである。6回以降、毎回ホームランの4本5点をあげられ、1点差に詰め寄られた…。投手個人個人の自覚がほしいところだ。




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