3月29日 東京ドーム
今日は昨日とうって変わって、繋ぐ野球のできなかった中日、ところどころに二塁打・三塁打が出るものの、その後が凡退…というのが目立った…
対する巨人は、繋ぐ野球で5回表には満塁ホームラン、7回にも4点を入れ、11点、中日は5回表に、福留が三塁打を打つもののチャンスを生かせず、終わってみれば完封されていた…。(中日)0−11(巨人)
3月30日 東京ドーム
昨日は見せ場のなく最初のカードで負け越しをしないためにはこのゲームを落とせない中日は、野口の先発で試合にのぞむ。1回表、巨人先発・木佐貫に先頭福留は三振するものの、井端とアレックスの安打で走者一・二塁そして、クルーズの来日初ホームランで3点先制!因みにこの回、中日は野口まで打席が廻り、打者一巡していた。その回の裏の巨人は1アウト満塁までこじつけるものの、1点止まりで攻撃を終える。
2回表は先頭福留がいきなりの三塁打、続く井端の二塁打で4点目、アレックスの安打で5点目、さらに3回表、井上の安打、荒木のスクイズ、野口の安打、福留の四球で満塁。さらに井端の押し出しの四球で6点目、さらに続く立浪の死球で押し出しの7点目、アレックスの犠牲フライで8点目!野口は4回裏、原のHRで4点目になったところで降板、代わりに登板した平井がきっちりその後5回までを0点に抑える。
6回表の中日はアレックスの二塁打、大西の二塁打で9点目、荒木の犠牲フライで10点目!
しかし、ここから試合が動くとは誰が予想したであろうか…。6回裏阿部のソロから始まり、7回のぺタジーニの2ラン、8回の仁志ソロ…このままでは負けてしまうかもしれない…。しかしさらに悪夢は続く…。最終回の巨人の最後の攻撃、マウンドにはギャラード!ここで抑えれば勝つ!しかし、二岡のソロで1点差…抑えの守護神でも流れが変えられないのか?しかし、斉藤を三振、高橋由・ぺタジーニをフライに打ち取り、なんとか…なんとか…勝利…勝った気がしない…ま、勝ちは勝ち!バンサーイ!(中日)10−9(巨人)
今日の問題点:この試合での苦戦のわけは、ホームランにある。巨人の得点の9点のうち、実に7点がホームランである。すなわち、守備に問題があったのではなく、投手に問題があった。特に6回裏の巨人の攻撃からである。6回以降、毎回ホームランの4本5点をあげられ、1点差に詰め寄られた…。投手個人個人の自覚がほしいところだ。