2002年10月5・6日 対横浜戦

毛(もう)差から厘差へ!

10月5日 横浜スタジアム
 先制したのは横浜だった。初回裏、中日・紀藤立ち上がりを攻められ、古木の2ランで2点先制されてしまうが…。昨日首位打者に上がった福留は黙ってはいなかった。第一打席はセンターフライだったが、4回表、この福留から逆転劇が始まる。福留が二塁打で出ると、谷繁が四球を選び、森野がライトへ逆転となる、スリーランホームランをぶち込む!
 5回表、荒木が安打、福留が二塁打で4点目。6回表、谷繁・森野の連続安打、森のライトへのスリーランホームランで7点目、続く井上も“森が打つなら俺も”とばかりに、ライトへソロホームランを打ち込み8点目。7回表には谷繁がこれまたライトへソロホームラン!9点目!横浜は3点どまりだった。(中日)9−3(横浜)
 今日の両チームの登板投手を見てみよう。中日は紀藤−谷繁で始まるが、3回裏には久本、5回裏山北、7回裏遠藤、8回裏落合、9回裏小山で、捕手・鈴木が途中から参加している。横浜は森中−相川で始まるが4回1/3の森野のスリーランホームランで千葉に交代、5回表には後藤、7回表には東、9回表には福盛とお互い継投策。この中で勝利投手は中日・久本、敗戦投手は横浜・森中となった。
 打者で気になるのは福留!ここからは、打率・現2位の巨人・松井と比べていこう。第一打席はお互いにフライ(4毛差)、第二打席は福留レフトへの二塁打・松井レフトフライ(2厘3毛差)、第三打席は福留ライトへの二塁打・松井は安打(2厘2毛差)、第四打席は代打高橋光が立ったため福留はなし・松井はゴロでこの日は3厘差で試合を終える。

10月6日 横浜スタジアム
 先制したのは中日。横浜・先発グズマンを攻める。井端が安打、荒木が送りバント、福留安打、谷繁死球、幕田が安打で2点を先制!が、その裏、中日先発・野口が古木に2ランを打たれ同点にされてしまう。一時は(横浜)4−2(中日)となるものの、8回表、高橋光が安打、渡辺が二塁打で3点目。筒井が安打で4−4の同点に!しかし、その裏、中日・平松が突如崩れる…。打者1人目の金城に二塁打を打たれると気がつけば6点追加されていた…。9回表はまったく打線が出ず…。(中日)4−10(横浜)
 試合がだめでも、福留の首位打者がある!第一・二打席は安打、第三打席は三振で、今日は3打数2安打、巨人・松井は広島との試合で5打席5安打を打たなければ追いつかないが…雨天中止となったため、結果を出せたのは福留だけだった。この時点で6厘差とまた差を広げた!





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